中古車購入の予算を決める

中古車購入に必要な予算

Point:諸費用
車両価格だけでは車は買えない

中古車に限らず車を購入する際には諸費用(付帯費用)が必ず必要になります。

諸費用の詳細については、別途・・・・・・で説明します。

もちろん購入先によっても諸費用の額は違ってきますが、国や県(都、道)に支払う諸費用はどこから購入しても基本的には同じ。

上記を用意すれば車を買うことが可能ですが、忘れがちな車の維持費用も中古車購入の予算に組み入れることをお奨めします!

Point:維持費用
メンテナンスや任意保険なども考慮

車を購入するために必死にお金を貯めて念願のマイカーを手にできたと喜んでいたところ、購入後に思わぬ出費や必要な費用があることに気づき慌ててしまうことも多々あります。車を購入した後も楽しいカーライフを送るために、メンテナンス費用や年間の維持費などを予め車購入のための予算に組み入れておくことも、賢い方法です!

自動車保険料(自賠責保険=強制保険に対して任意保険とも呼ばれる)

初めて車を購入する際には特に注意が必要です。特にスポーツタイプ車の購入を考えているなら予め沢山の保険会社から見積もりを取得しておくことを強くお奨めします。なぜならかなり高額な保険料が予想できるからです。近頃は頻繁に自動車保険料の安さを強調するTVコマーシャルを目にすることがあります。あの保険料の安さは、いろいろな限定条件や無事故割引を適応した価格です。初めて自動車保険契約する場合、無事故割引はありません!無事故割引とは自動車保険に加入してから1年間無事故であると次年の保険料が割引となる仕組みです。無事故割引については自動車保険で説明しますのでそちらを参考にしてください。初めて自動車保険に加入するのであれば、加入条件にもよりますが20万円程度は必要となります。これがスカイラインGT-Rやシルビアなどのスポーツタイプで車両保険を付帯すると40万円近くになる場合もあります。分割で支払いするにしてもかなりの負担になることは間違いありません!

自動車税

自動車税は3月末の車の所有者へ4月から翌年3月までの自動車税を県や都(道)へ収める税金です。車を所有している限り支払い義務が生じます!

排気量 参考年税額
1000cc以下 29,500円
1000cc超1500cc以下 34,500円
1500cc超2000cc以下 39,500円
2000cc超2500cc以下 45,000円
2500cc超3000cc以下 51,000円
3000cc超3500cc以下 58,000円
3500cc超4000cc以下 66,500円
4000cc超4500cc以下 76,500円
4500cc超6000cc以下 88,000円
6000cc超 111,000円
軽自動車 7,200円
軽自動車(商用車) 4,000円

排気量によって年税額が決められています。大排気量車の購入を検討中ならば自動車税のことも考えてみましょう!毎年のことなので排気量の大きい車を維持する場合は、かなりの負担です!

私的なことなのですが、車を買取する際に自動車税が未納な方もいます。理由を聞いてみると生活費を優先させてしまった為に未納なのだそうです。生活を優先させる気持ちはわかりますが、車を所有したのですから納付期限は守りたいものです。確かに支払いを怠っていても車検までは普通に車を使用できますし、延滞金も思いのほか高額ではありませんので……。

※参考年額としていいるのは、自動車税のグリーン化税制が適用される地域があるためです。私が住んでいる神奈川県の場合は、平成3年3月末までに新規登録(初度登録)されたガソリン車の場合、おおむね10%自動車税が高くなっています。

駐車場代

自宅に駐車スペースがある人は不要な費用でもあり、お住まいの環境や地域によっても大きく異なりますので一概には言えませんが、都市部ではかなりの負担になります。

東京都23区などでは月額5万円以上なんていう駐車上も多々あります。たまに駐車料金が支払えなくなったので、車を売却するんですという方もいます。私的には嬉しい面もあるのですが、その反面、愛着のある車を売却する気持ちを考えると非常に辛い気持ちになったりもします。

燃料代

今年(2004年)はガソリンの値上げで燃料代もかなりの負担増となっています。余談ですが、何故原油価格が1バレル50ドルにもなったかといいますとヘッジファンドの介入が大きく影響しているそうです。この価格は異常に高いとのことです。イラク戦争の影響かと思いがちですが、原油の量は十分に足りているそうです。一般消費者が不利益を被って、一部の人間が大もうけするのだと思うと不愉快な話しでもありますね!?

ここで重要なのは、1年間にどのくらいの距離を移動するのか?車の使用目的は?といったところです。

維持費用だけ考えれば、燃費が良くて、レギュラー仕様の車を選ぶのが得策かと。車の利用目的は多種多様なので一概にはいえませんが……。

メンテナンス費用

中古車購入の予算を決めるで、一番考えていただきたいのがメンテナンス費用です。

車の購入先によっても多少考え方が変わりますが基本は同じだと思います。

国産車であれば輸入車よりは故障しにくいと思います。しかし中古車であることに変わりはありません!同じような価格、仕様の車であっても使われ方は様々です。もちろん状態の良い車を購入することが重要ですが、どんな車でも消耗品類のメンテナンスは欠かせません!エンジンオイルなどの油脂類、ブレーキパッド/ローター、タイミングベルトなどのベルト類、バッテリー、灯火類、他多数。

忘れがちなパーツですとショックアブソーバなどのサスペンション類も消耗品です!ブッシュまで交換するかは別として、走行距離が多い車などは交換する価値大のパーツです。予め交換する予算を確保しておくことをお奨めします。

車を常に良いコンディションで維持するには、それなりのメンテナンス費用が必須です!

さらに故障した時のために10万円程度の予算を予め確保しておくと万が一の時にスムーズに修理作業が進みます。故障した時に生活費から○○万円の出費はかなりきついですよ!キャッシングして修理代にあてたりクレジットを組んだりすることも出来ますが、修理代の他に高い金利も上乗せして支払うことになります。

故障しない車は故障しないのですが、故障が頻発する車も存在します。この辺は運もあるのかなって思うのですが……。

アフターパーツの予算も予め確保しておくとカーラライフを充実したものにしてくれます。アルミホイールやオーディオ、ナビ、エアロパーツなどを装着するだけで車の雰囲気はがらりと変わります。私の知り合いでボーナスが出たらオーディオを買うぞって楽しみにしていた方がいましたが、ボーナスが出なかったみたいでガッカリしていました。車購入後にコツコツお金を貯めて購入してもよいですが、欲しいものは今すぐにでも欲しいものです。

今ではランプ(バルブ)一個から消耗品までも保証の対象なんて中古車販売店もありますが、大抵の保証は消耗品は保証されません!また消耗の判断が難しいショックアブソーバなども保証で交換するのは難しいと思います。また中古車販売店での保証は期間が短かったり、延長する場合は有料だったりと保証内容をよく検討する必要があります。保証に限ったことではありませんが、口頭での約束は確実ではありません!必ず書面にして残しておきましょう。

最後に

車両価格以外にも車を購入すると沢山の費用が必要になります。予算ギリギリでも欲しい車を購入したい気持ちも理解できます。でも少し冷静になって予算を再検討してみてはいかがでしょうか。

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