大まかに把握しておきましょう!
大抵の車買取業者では、下記の要素により、おおよその査定価格を算出します。
新車時の価格が同じで、同じような状態の車でも車種によって大きく買取価格が変わってしまいます。
例えば、私が以前に新車で購入したジェミニの場合、総額240万円程で購入しましたが、2年後の走行距離2万キロ時の査定価格が50万円でした。
これがある程度需要のある車種であったならば、100万円以上の査定価格となったと推測できます。極端な例ですが……。
当然人気のある車種のほうが買取価格が高くなります。
人気=中古車市場での需要だと考えてください。
新車時に沢山販売された車種だから人気のある車種とは限りません!
中古車市場でもそれなりの需要はあるのですが、逆に販売された台数が多いだけに供給のほうが多くなることもあります。
同一車種であってもボディーカラーによって大きく査定価格が変わることがあります。
これも人気の要素が大きく影響しています。
車種によって人気色が違うので一概には言えないのですが、人気色と不人気色とでは、10万円単位で査定価格が変わることもあります。
最近はグレード構成がシンプルな車種も比較的多いですが、高級車になればなるほど、グレードによる新車時の価格差が大きいです。
新車時の価格差がそのまま反映される訳ではありませんが、基本的には高いグレードの車のほうが査定価格も高くなります。
しかし、あまり差のない車種もあります。
駆動方式に関しては、FF車に比べ4WD車の方が基本的に査定価格が高くなります。
また、多少地域性もあります。
トランスミッションに関しては、MTとATとで査定価格が大幅に変わる車種があります。
特にスポーツ系の車種ではこの傾向が顕著です。
エンジンに関しては、同一車種であればディーゼル規制の影響もあり、ガソリン車の方が基本的に査定価格が高くなります。
しかし、車種によっては逆転する場合もあります。
同じ車種、ボーディーカラー他、同条件の車であれば、走行距離が少ない程、査定価格は高くなります。
修復歴=車の骨格を形成するフレーム等の重要箇所の交換や修理歴。
修理の箇所や修理内容にもよりますが、修復歴の無い車と比較すると修復歴ありの車のは、大幅に査定価格が低くなります。
年式が新しい方が基本的に査定価格は高くなります。
しかし、年式の新しい古いという単純な比較は、あまり重要ではありません。
ポイントはモデル(世代)になります。基本的には新しい世代(フルモデルチェンジ後)の方が査定価格が高くなります。
また、同一モデルであれば、1年くらい古くても走行距離の少ない車の方が査定価格が高くなることもあります。
さらに、同じ年式であってもマイナーチェンジ後とマイナーチェンジ前とでは大きく査定価格が変わることもあります。
以上、車の買取価格/査定価格を決定する基本要素!です。
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