コンチネンタルタイヤは、新しいテクノロジーにより、相反するウィンター性能とウェット性能を高次元で両立した「VikingContact 7(バイキング・コンタクト 7)」を発売!

VikingContact 7

コンチネンタルタイヤ・ジャパン株式会社(所在地:東京都品川区/代表取締役社長:グレゴリー・メイ)は、新コンセプトのパターンデザインとコンパウンドテクノロジーの採用により、相反するウィンター性能とウェット性能を高次元で両立した、新スタッドレスタイヤ「VikingContact 7(バイキング・コンタクト セブン)」を2018年9月より発売いたします。

発売サイズは、14インチから20インチまでの60サイズで、今後も順次サイズの追加を予定しています。

価格はオープンプライス。

雪道やアイスバーンから、シャーベット状の雪の路面やウェット路面、ドライ路面まで。冬の走行環境は、地域や時間帯によって実に様々です。

また近年、環境変化によるウェット性能への要求が高まってきています。

VikingContact シリーズは、北欧を初めとする海外の自動車雑誌(*)が2012年から16年の4年間で実施した評価テスト31回中29回のテストで最高を獲得し、高く評価されたタイヤです。

この度発売する次世代モデル「VikingContact 7」は、VikingContactシリーズの優れたウィンター性能とドライ路面でのハンドリング性能に加えて、シリーズでは初となる「左右対称パターン」を採用。ウェットおよびシャーベット路面での排水性を大幅に高め、冬の様々な路面状況下で更に安全で快適なドライビングを可能にしました。

*Teknikens Varld, Auto Build Suomi, Tuulilasi 他

■「VikingContact 7」に採用した最新テクノロジーとその特徴は、以下の通りです。

1.「ノルディック・コンパウンド」によりウェット路面や低温路面におけるグリップ性能を向上

新開発のノルディック・コンパウンドには「アクティブ・グリップ・シリカ」を配合。多数のシリカ分子が機能化ポリマーに結合し、高密度かつ均一に分布することで、ウェット路面で優れたグリップ性能、 ブレーキ性能を発揮します。コンパウンドに配合した菜種オイル(「菜種オイル・コンポジション」)が、低温下で他の成分に柔軟性をもたらし、路面温度の低い冬の道路でも優れたグリップ性能を発揮します。

2.「インテリジェント・パターン・デザイン」であらゆる路面状況下において信頼の駆動安定性を提供

「エフィシエント・グルーブ・ネットワーク」: 対称的なメイングルーブの配置により、タイヤ中央部から水やシャーベット状の雪を一気に排出、高いアクアプレーニング性能とシャーベットプレーニング性能を発揮します。また溝とブロックの最適なバランスが有効接地面積を増やし、高速走行時においても優れたコントロール性を維持します。

「S-I ジョイント・コンポーネント」: パターン中央部とショルダー部に配置された「ソリッド・リンケージ(右図・黄色部分)は、溝がつぶれるのを抑制し水やシャーベット状の雪の排出効率を維持させると共にパターンを補強、ドライ及びウェット路面でのハンドリング性能を向上させました。中間部に特殊な形状の「インターロック・ブリッジ(右図・青色部分)」を取り付けることで、ブロックの安定性を高めながらも柔軟性を保ちます。

インターロック・ブリッジン等

3.「アドバンスド・グリップ・コンセプト」による積雪路面や凍結路面で確かなトラクションとブレーキ性能

厚さが異なる多数の「バリアス・3Dサイプ」の採用により、ワイドサイプは中に雪が入ることによって、スノーポケットを形成(左図内:断面図)、雪柱せん断力が増大し、雪上路面でのトラクションとブレーキング性能が強化されました。また、ブロックの外側に位置する「エフェクティブ・アイスエッジ」との組み合わせにより、ワイピング効果を維持しながら有効接地面積を増やし、氷路面でのトラクションとブレーキ性能を向上させました。

ワイピング効果

コンチネンタルタイヤで好評を得ているサイドウォールのデザインでは、厳しい冬のニーズに合わせて開発された新しいパターンデザインを連想するスタイリッシュな氷の結晶とダイヤモンドのデザインを採用。

雪路、氷路での安全性とコントロール性に関して高いパフォーマンスを発揮することが証明されていることを示す、雪上性能認定マークであるアルパインシンボルが刻印されています。

VikingContact 7 サイドウォールデァイン

【VikingContact 7 発売サイズ表】

VikingContact 7 発売サイズ表

VikingContact 7のサイズ表については以下リンクよりダウンロードの上、ご覧ください。

https://prtimes.jp/a/?f=d31803-5-pdf-0.pdf

※⑫は2018年12月からの発売になります。

【コンチネンタル社について】
コンチネンタルは、人とモノの持続可能なコネクテッドモビリティに関わる先進的な技術やサービスを開発しています。1871年の創業以来、テクノロジーカンパニーとして、安全性、効率性、インテリジェンスを兼ね備えたアフォーダブルなソリューションを自動車、機械、交通、輸送のために提供しています。2017年度の売上高は約440億ユーロで、世界61カ国に24万人以上の従業員を擁しています。

【タイヤ部門】
タイヤ部門は現在、全世界に24ヶ所の生産および開発拠点を有しています。約5万4千人の従業員を擁する世界有数のタイヤメーカーであり、2017年には113億ユーロの売り上げを計上しました。
タイヤ製造の技術リーダーであり、乗用車、商用車、二輪車の幅広い製品ラインを提供しています。コンチネンタルは、研究開発への継続的な投資により、経済的で環境にやさしいモビリティに大きく貢献しています。タイヤ事業部門のポートフォリオには、商業車用タイヤのデジタル管理システムだけでなく、タイヤ取引および車両アプリケーション向けのサービスも含まれます。