周回を重ねるマシン

ディグラッシは次のようにコメント

「ローマで開催されたフォーミュラEで、表彰台に上がることができて大変嬉しいです。

スタート直後に8番手まで後退してしまったので、2位という結果に満足しています。

素晴らしいレースでした。

アウディの全スタッフとFanBoostで僕に投票してくれたファンの皆さまに感謝します。

今回のレースでは、セバスチャン ブエミをオーバーテイクするときに、ブースト機能を使いました。」

アプトは、スタートでチームメイトの前に出ましたが、その後のピットストップで手間取り、再びディ グラッシが先行する展開となりました。

さらに、レース前半にはピットと交信するための無線が使えないトラブルも発生しました。

アプトは、次のようにコメント

「ピットと交信できなかったので、完全に孤立状態となり、エネルギー管理に関する情報を受け取ることができませんでした。

いずれにしてもマシンは速く、セカンドカーではトラブルは発生しませんでした。

セバスチャン ブエミとアンドレ ロッテラーは、簡単には抜かせてくれませんでした。

この2台をオーバーテイクするのに、かなり手間取ってしまいました。

あと1周あれば、表彰台を獲得できたと思います。

それでも、予選9番手からスタートして、貴重なポイントを稼ぐことができて大変嬉しく思っています。

ファステストラップも記録することができました。」

チーム代表のアラン マクニッシュは、次のように述べています。

「今日のレースは、手に汗握る展開となりました。

レース終了間際は、トップ3台の接近戦となり、ルーカスが優勝するのか、それとも3位になるのか、まったく分からない状態でした。

最終的には2位と4位でフィニッシュして、ダニエルはファステストラップも記録することができましたので、大変嬉しく思っています。

パリで開催される次のレースを今から楽しみにしています。」

アウディ モータースポーツ代表のディーター ガスは、次のように語っています。

「素晴らしいヨーロッパシーズンのスタートを切ることができました。

ローマというロケーションは最高の舞台で、コースの状態も良好でした。

レースは波乱の展開となりましたが、良い結果を出すことができました。

予選のグリッドを考えると、素晴らしいレースだったと言えるでしょう。」

第7戦を終了して、合計50ポイントを獲得したアプトは、ドライバーズランキングで5位となっており、39ポイントのディ グラッシは8位につけています。

チームランキングは、4位にポジションを上げました。

今回のレースで31ポイントを獲得したTeam Audi Sport ABT Schaefflerは、ローマでもっとも成功を収めたチームとなりました。

アウディはローマで、フォーミュラEのレーシングタクシーとして、未来的な電気自動車のレーシングカーコンセプトAudi e-tron Vision Gran Turismo(ビジョン グラン ツーリスモ)を発表しました。

フォーミュラEのレーシングタクシー

このマシンに同乗してサーキット走行を体験したゲストの中には、フォーミュラE CEOのアレハンドロ アガグとAUDI AG取締会会長ルパート シュタートラーも含まれていました。

第8戦は、2週間後の4月28日に、フランスのパリで開催されます。

次のレースでも、Audi e-tron Vision Gran Turismoがサーキットに登場します。

Audi Japan Press Center

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